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1 | 1936〜1941 | アルトゥール・ボダンツキー、エーリヒ・ラインスドルフ メトロポリタン歌劇場管弦楽団&合唱団 * <タワーレコードさん解説より→TOWER> 戦前のメトロポリタン歌劇場の録音を集めて全曲BOXにした、歴史的資料。 * <HMVさん解説より→HMV> 昔も今もMETの支柱はワーグナーですが、このセットは、フラグスタートとメルヒオールの二枚看板にヴァルナイ、ローレンス、ショルといった大スターの揃った、空前絶後の黄金時代ワーグナー上演の貴重な記録です。 ドナルド・キーン氏は他のすべてのことを忘れるほど熱中し、山崎浩太郎氏がヒストリカル録音に傾倒する契機となったというくらい忘れ難い感銘を残すものです。 超絶的な歌手たちの絶唱は痺れるような魅力を放ち、生き生きと弾むリズムの呼び起こす快感は比類のないもの。 |
Naxos Historical CD11枚組 2003年発売 →HMV、TOWER AMAZON |
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2 | 1948 | ルドルフ・モラルト ウィーン交響楽団&ウィーン国立歌劇場合唱団 * ヨーロッパでの最初の4部作全曲録音。演奏会形式。 演奏は、彫りが深く、スケールが大きな良い出来。戦前戦中に活躍した名歌手たちの歌声が楽しめ、特にヴォータンのフランツ、ジークムント&ジークフリートのトレプトウなどが素晴らしい。年代を考えれば音は良好。 |
Gebhardt JGCD0040-12 CD12枚組 2003年発売 →Amazon、TOWER |
Weton-Wesgram CD18枚組 →Amazon |
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3 | 1950 | ヴィルヘルム・フルトヴェングラー ミラノ・スカラ座管弦楽団&ミラノ・スカラ座合唱団 * <HMVさん解説より→HMV> 大成功を収めた実際の舞台での上演をレコーディングしたこともあって、生き生きとしたドラマティックな演奏が深い感動を呼び起こす「フルトヴェングラー&スカラ座の『指環』」。 なによりもスカラ座管弦楽団の表情豊かにうねるような迫真の演奏が、指揮者フルトヴェングラーのワーグナー観をダイレクトに伝えて文句なしの仕上がりです。 有名歌手をズラリと揃えた豪華というほかないキャスティングも素晴らしいもので、フルトヴェングラーがこの上演にかけた意気込みのほどを窺わせるに十分といえる内容の濃さ、ドラマ構築の面白さはまさにこの演奏でしか味わえないものです。 * <その他> 音はGebhardtのリマスター版がベスト、との評判。ちなみに、これはフルトヴェングラー没後50周年を記念してのリマスタリングらしい。 |
日本 FONIT CETRA キングレコード K00Y201-14 CD14枚組 MONO |
ドイツ Gebhardt JGCD0018-12 2000年発売 CD12枚組 拍手入り →TOWER |
ドイツ Gebhardt JGCD0018 2004年発売 CD12枚組 拍手入り *リマスター盤 →HMV、TOWER、AMAZON |
Opera d'Oro 2008年発売 CD14枚組 →Amazon |
Music & Arts 1996年発売 CD12枚組 →Amazon |
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USA Opera d'Oro 1998年発売 14枚組 →Amazon、HMV、TOWER |
Milano-Italy Printed in Holland VIRTUOSO Metromusica 1989年発売 2699082 CD14枚組 拍手なし |
フォニト・チェトラ 輸入盤 14枚組 |
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4 | 1951 | フリッツ・スティードリー メトロポリタン歌劇場管弦楽団 * <AMAZONのCustomer Reviewsより→AMAZON> This is a 1951 Met performance of the Ring with an impressive cast. The sound quality varies from one CD to the next (there are 11 CDs in all). Ferdinand Franz is excellent as Wotan. Kirsten Flagstad appears as Brunhilde in Die Walure and give a decent, though not exciting, performance. Helen Traubel as Brunhilde in Gotterdamerung is wonderful. Her rendition of the immmolation of Brunhilde is quite moving and very well acted as well as sung. The conducting by Stiedry is lackluster. Set Svanholm as Siegfried does a great job and was a pleasant surprise since I had not heard him perform previously. I also enjoyed the singing of Deszo Ernster as Hagen and as Fafner -- very well done. |
ドイツ Gebhardt JGCD0038-11 CD11枚組 →AMAZON |
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5 | 1952 | ヨーゼフ・カイルベルト バイロイト祝祭管弦楽団 * <タワーレコードさん解説より→TOWER> カイルベルトによるバイロイトでの”指環”!カラヤンとC.クラウスにはさまれた52、53年の音源が知られていますが、こちらは52年の方。カイルベルトと言えば、ドレスデンやベルリン、バイエルンの国立歌劇場での実績は有名で、丁度52年よりバイロイトに登場しています。そのドイツ的で正統な音楽表現は、全曲に一貫して流れている美質と言えるでしょう。当然の事ながら、歌手陣も超一流。先頃、亡くなったホッター、ヴィントガッセン、ナイトリンガー、グラインドル、ウェーバー、アルデンホフ、メードル、ボルク、ヴァルナイ、シュトライヒ、ウーデ…。現在では、考えられないメンバー。クナッパーツブッシュやフルトヴェングラーの”指環”には無い魅力がここには間違えなく存在します。 |
Archipe ARPCD0113/12 2003年発売 CD12枚組 →HMV、TOWER AMAZON |
GOLDEN Melodram 2003年発売 CD12枚組 →HMV、TOWER、AMAZON |
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6 | 1953 | ヨーゼフ・カイルベルト バイロイト祝祭管弦楽団 |
Andromeda 2004年発売 CD12枚組 →HMV、TOWER AMAZON |
GOLDEN Melodram →TOWER |
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7 | 1953 | クレメンス・クラウス バイロイト祝祭管弦楽団 * <HMVさん解説より→HMV> 歌手陣の凄さでは歴代最高といわれるクラウスの『リング』。 ヴィーラント・ワーグナーがクナッパーツブッシュの後釜に考えていた大物指揮者、クレメンス・クラウス[1893-1954]は、この年、バイロイト音楽祭やザルツブルク音楽祭のほか、ウィーン・フィル、バイエルン放送響、バンベルク響などに出演する多忙な生活を送っており、指揮活動のピークを迎えていました。 ここで聴ける演奏も、全編に渡ってドラマティックな起伏に富む見事なもので、クナッパーツブッシュとはまた違った意味で魅力的なワーグナー像を確立することに成功した名演といえるでしょう。 <CD比較> Archipel盤は擬似ステレオ? 歌唱を聴くにはOpera Oro盤の方が音が良いようです。 |
ドイツ Archipel 2003年発売 CD13枚組 *擬似ステレオ? →HMV、TOWER AMAZON |
USA Opera d'Oro 2006年発売 CD14枚組 →HMV、TOWER AMAZON |
Gala 1995年発売 CD14枚組 →HMV、AMAZON |
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8 | 1953 | ヴィルヘルム・フルトヴェングラー RAIローマ交響楽団&RAIローマ放送合唱団 * <HMVさん解説より→HMV> スカラ座の『指環』で評判となったゲプハルト・レーベルから今度は1953年、ローマでの演奏会形式上演の放送録音が登場。フルトヴェングラー自身がこのときの上演に深く満足し、放送用のテイクをディレクターと一緒に選んだり、録音についてのインタビューにイタリア語で快活に答えたりとかなりの上機嫌ぶりだったことも演奏内容の確かさを裏付けます。。 演奏会形式収録だけあって録音のバランスも良く、また、“HI-END RESTORATION TECHNOLOGY”によって聴きやすい音質に仕上げられているのも嬉しいところです。 |
EMI 1990年発売 CD13枚組 →Amazon、HMV、TOWER |
ドイツ Gebhardt 2005年発売 JGCD0060 CD12枚組 *インタヴュー付 (2:43) →Amazon、HMV、TOWER |
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9 | 1955 | ヨーゼフ・カイルベルト バイロイト祝祭管弦楽団 * <HMVさん解説より→HMV> 世界初のステレオでの『ニーベルングの指環』の録音。1955年夏のバイロイト・ライヴ。 指揮はヨーゼフ・カイルベルト。プロデューサーは、当時まだヴィクター・オロフの助手だった若き日のピーター・アンドリーが務め、エンジニアは辣腕ケネス・ウィルキンソンと、技術力のロイ・ウォレス、そしてまだ若かった後の天才エンジニア、ゴードン・パリーがアシスタントというデッカ気鋭のチームにより、ステレオ録音そのものが大変珍しかった時代に、『指環』全曲のライヴ・レコーディングがおこなわれていたのです。 一連の試みは、奇跡的としか言いようのないほど成功し、近年の録音と言われれば信じてしまうばかりの瑞々しさで、半世紀前の『指環』を今に伝えています。 |
TESTAMENT 2008年発売 CD14枚組 STEREO →HMV、TOWER、AMAZON |
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10 | 1956 | ハンス・クナッパーツブッシュ バイロイト祝祭管弦楽団 * <HMVさん解説より→HMV> クナッパーツブッシュは、1951,56,57,58年とバイロイトで『ニーベルングの指環』を上演、その中で最も評価が高いのがこの1956年の公演。ホッター、ヴィントガッセンを始め、綺羅星のように並ぶ大ワーグナー歌手の面々、そして絶好調のクナッパーツブッシュ白熱した指揮の雄大にしてが向からガップリと組んで、超ド級の名演が繰り広、真っげられています。 山崎浩太郎氏も56年の『リング』演奏史譚家、について素晴らしい。(他と比べて)違うのは、、『圧倒的にその生気、躍動感である。ある音は次の音を呼び、フレーズはフレーズを呼んで、つながりよく大絶賛バイロイト呼吸していく』と次のの歴史でも頂点に君臨する『指環』と言。ってもではないでしょう。 過言バイエルン放送協会の今回のORFEO CDは、もちろん社蔵出バイロイト音楽祭公認! これ以上し音源をの使用ない正規盤です! ヴォルフガング・完璧無比の! ヴァーグナーセット贈られて満面の笑み!その表情氏も、をからは封印されたこのCDが氏、黄金時代がかつてのにとってもいかになものであるか、伝わって来大切るようですアーティスト写真や舞台写真、。計56枚に及ぶペーターと、盛り沢山の冊子も・エメリッヒによる紹介文氏貴重! |
ドイツ ORFEO 2005年発売 CD13枚組 →HMV |
ORFEO 2005年発売 CD13枚組 →AMAZON |
GOLDEN Melodram 1997年発売 CD14枚組 →HMV、TOWER |
MUSIC & ARTS CD4009 2001年発売 CD13枚組 →TOWER |
Music & Arts Program 1996年発売 CD13枚組 →AMAZON |
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日本キングレコード KICC2274〜88 1993年発売 CD15枚組 定価34500円 |
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11 | 1957 | ハンス・クナッパーツブッシュ バイロイト祝祭管弦楽団 |
GOLDEN Melodram CD14枚組 |
日本 |
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12 | 1957 | ルドルフ・ケンペ コヴェントガーデン * <HMVさん解説より→HMV> 1950年代、様々な歌劇場で毎年のように上演されていた『指環』の全曲演奏。このケンペ&コヴェントガーデンの1957年ライヴは、一連のクナ&バイロイトとともに最高の名演として高く評価されているものです。まず歌手たちの顔ぶれをご覧下さい! 主役にはホッター、ニルソン、ヴィントガッセン、ヴィナイ・・・・など当時最高のワーグナー歌手を配し、ベーメ、ウーデ、クラウス、ミリンコヴィチなどの実力派がしっかりと脇を固めます。当時30歳のサザーランドのヴォークリンデも非常に魅力的です。 そして、何と言っても素晴らしいのがケンペの指揮でしょう。1953年にコヴェント・ガーデンに登場、その後20年に渡り数々のオペラ上演を行いロンドンの聴衆、歌手、楽団員から絶大なる信頼を受けたケンペ、(とは言え、音楽監督の座は辞退)前年(1956年)は病気のために一時休養を取ったものの、この年、1957年はシーズン開始から精力的に活動し、『蝶々夫人』『エレクトラ』そして『指環』を立て続けに振ったのでした。もちろんこの『指環』は聴衆からも批評家からも大絶賛、溢れるような音の洪水と高らかな歌声に全ての人が歓喜したという伝説の公演記録です。後にケンペは1960年にバイロイトに登場、そこでの一連の『指環』でも素晴らしい演奏をおこなっていたのは言うまでもありません(廃盤)。 なお、この復刻は、ヘアウッド卿(エリザベス女王のいとこで、イギリスを代表するオペラ専門家)の所蔵する高音質、高品質の原盤を使用したものです。(ユニバーサルIMS) |
TESTAMENT 2008年5月発売予定 CD13枚組 →HMV、TOWER AMAZON |
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13 | 1958 | ハンス・クナッパーツブッシュ バイロイト祝祭管弦楽団 |
GOLDEN Melodram 2002年 CD14枚組 →AMAZON、TOWER |
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14 | 1958〜1965 | ゲオルグ・ショルティ ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 * <HMVさん解説より→HMV> 全曲完成からすでに35年が経ちますが、大物ワーグナー歌手をズラリ揃えたこともあって、今もってこの曲集の代表盤とされるロングセラー・アルバム。 なによりもショルティのヴァイタリティには脱帽で、レコード史上初の壮挙となったこの『指環』スタジオ全曲録音プロジェクトを担う指揮者は、確かにこのショルティを置いて他にいなかったと言えるでしょう。 キャストの豪華さも特筆もの。ニルソン&ヴィントガッセンの名コンビはもちろん、“不世出のヴォータン”と謳われたホッターの歌唱をステレオで聴くことができるのも強み。その他、キング、クレスパン、ナイトリンガー、フリック、スヴァンホルムに加え、ミーメ役には『ラインの黄金』でパウル・クーエン、『ジークフリート』でシュトルツェを迎え、さらにはキルステン・フラグスタートがフリッカ役に名を連ねるなど、非常にゴージャス。 “ソニック・ステージ”と呼ばれた効果音のおもしろさなど、名プロデューサー、ジョン・カルショーのもと、デッカの総力を結集したといわれる音響の素晴らしさは現在でも色褪せることがなく、《ラインの黄金》冒頭や、ワルハラへの入場でのコントラバスの重低音など迫力満点のサウンドを部屋に響かせてくれます。 最新テクノロジーによるリマスターも大成功。ちなみに、その《ラインの黄金》のみ1958年の収録で、ほかは1962,64,65年の収録となっています。 |
DECCA 1997年発売 CD14枚組 →HMV、TOWER AMAZON |
ユニヴァーサル ミュージック POCL-9943 2007年発売 CD14枚組 →HMV |
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15 | 1959 | フランツ・コンヴィチュニー コヴェントガーデン王立歌劇場管弦楽団 * <タワーレコードさん解説より> コンヴィチュニー渾身の「指環」がついに美麗ボックス入りでリリース!この音源はかなり昔から知られており、オープンリールで出回り、カセットテープでも出回った時期がありました。放送音源ながらマイクセッティングの制約か、音質がどうも籠りがちだったことはいずれも同じでした。今回は音質改善のために複数の音源を比較視聴し、最も良好なものを採用したとアナウンスがあります。特に聴きものの「ワルキューレ」は傷や音揺れの頻発するものでしたが、今回はかなり改善されていると言います。死の3年前という時期のコンヴィチュニーですが、傑作ベートーヴェン全集の録音を開始した時期で体調も優れていたのかドッシリ、ガッシリの正統ドイツ的ワーグナーを堪能させてくれます。ゲヴァントハウス管はライプツィヒ国立歌劇場のオケでもありますからコンヴィチュニーがオペラに長じていたことは疑う余地はありません。驚くべきはコヴェントガーデン王立歌劇場管(ロイヤルオペラ)がまるでドイツの、あえて言えばゲヴァントハウス管のような重厚で渋い音を出せていることで、これはコンヴィチュニーの功績に他なりません。歌手はロンドンという土地ならではの豪華版で東西ドイツの大歌手が揃います。黄金期のベルリンを彷彿とさせる素晴らしさです。 |
Memories CD13枚組 2014年発売 |
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16 | 1960 | ルドルフ・ケンペ バイロイト祝祭管弦楽団 |
GOLDEN Melodram 1998年発売 CD13枚組 →TOWER、HMV、AMAZON |
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17 | 1966〜1970 | ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 * <HMVさん解説より→HMV> 1966-70年ステレオ録音。数ある“リング”の中で、最もオーケストラが雄弁なのがこの演奏。カラヤンの音響設計の巧みさはみごとなもので、単にライトモティーフを浮き彫りにすることに終始することなく、常に耽美的なまでの美感を呈することに成功、壮大な迫力から繊細をきわめた弱音まで、その表現能力の幅広さはさすがカラヤン&ベルリン・フィル。適切なリマスターにより、そうした音響美にさらに磨きがかけられているのも嬉しいところです。 カラヤンによって妥協なく選ばれた粒よりのキャストも豪華かつ強力。ステュアート、ヴィッカース、デルネシュ、シュトルツェなど名だたるワーグナー歌手たちの名唱はもちろん、『ラインの黄金』におけるF.=ディースカウのヴォータン役、『ワルキューレ』におけるクレスパンのブリュンヒルデ役、ヤノヴィッツのジークリンデ役など、カラヤンならではの慧眼にうならされる見事な人選といえるでしょう。 |
Deutsche Grammophon 1998年発売 CD14枚組 →HMV、AMAZON |
ユニヴァーサル ミュージック 2008年発売 SHM-CD14枚組 →HMV、TOWER |
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18 | 1966 〜1967 |
カール・ベーム バイロイト祝祭管弦楽団 * <タワーレコードさん解説より→TOWER> 絶頂期のベームが残したワーグナーの”指環”全曲。66、67年のバイロイト・ライヴとなります。ドレスデン、ウィーン、メト、ベルリン・ドイツ・オペラなどと優れた演奏を残したベームですが、67年と言えばウィーン・フィルの名誉指揮者になった年。そうした時期におけるこの演奏もライヴならではの気力が充実した大傑作。求心性、客観性が一貫しており、正に代表的”定番”です。バイロイトならではの歌手陣の優秀ぶりも文句無し。シリア、ニルソン、リザネク、メードル、ケート、ヴィントガッセン、アダム、ナイトリンガー、ステュワート、キング、タルヴェラ、ベーメ…。60年代最高の”リング”!そして、人類にとって正に不朽の一枚です。 |
PHILIPS 1996年発売 CD14枚組 →TOWER、AMAZON |
Universal Italy 2002年発売 CD14枚組 *リブレットを収録したCD-ROM付 →HMV、TOWER |
PHILIPS 1990年発売 CD14枚組 →AMAZON、TOWER |
PHILIPS RING-564〜77 CD14枚組 定価42000円 |
DECCA |
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19 | 1967〜1970 | ヘルベルト・フォン・カラヤン ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 ドイツ・グラモフォンへの全曲録音と並行して行われたザルツブルク復活祭音楽祭でのライヴ録音で、 67、68、69、70年と毎年1作品づつ収録されたもの。 |
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20 | 1968 | ロリン・マゼール バイロイト祝祭管弦楽団 * |
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21 | 1968 | ハンス・スワロフスキー 大交響楽団 Hans Swarowsky Grosses Symphonieorchester* * 岡村喬生さんがファーゾルト(“Das Rheingold”)とファーフナー(“Siegfried”)で出演。 |
WELTBILD CLASSICS 1986年発売 |
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22 | 1973〜 1977 |
レジナルド・グッドール イングリッシュリッシュ・ナショナル・オペラ管弦楽団&合唱団 |
UK Chandos 2001年発売 CD16枚組 →HMV |
Chandos 2001年発売 CD16枚組 →TOWER、 AMAZON |
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23 | 1979〜1980 | ピエール・ブーレーズ バイロイト祝祭管弦楽団 * <HMVさん解説より→HMV> DVDはすべて1980年の収録でしたが、CDは『神々の黄昏』のみ1979年、他が1980年の収録となっています。雰囲気重視のDVDに対し、解像度に勝るストレートなCDの音質は、ブーレーズの精緻な指揮ぶりを味わいたいワグネリアンには最適と思われます。 演劇界で活躍していた演出家パトリス・シェロー[1944- ]が、『リング』のバイロイト初演100周年記念公演の演出をまかされたのは1976年のこと。指揮者はピエール・ブーレーズということで、フランス人による斬新な『リング』が誕生することになるわけですが、舞台設定を産業革命の時代に置くなど、理にかなった視点の斬新さ、明晰な論理、明確なドラマトゥルギーの実体化は、数年のうちにバイロイトの観客から絶賛をもって迎えられるようになります。 |
PHILIPS 2006年発売 CD12枚組 →HMV、TOWER AMAZON |
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24 | 1981〜1984 | マレク・ヤノフスキー ドレスデン・シュターツカペレ * <タワーレコードさん解説より→TOWER> ヤノフスキとドレスデン・シュターツカペレによる素晴らしい偉業です。歌手陣も、ジェシー・ノーマン、クルト・モル、テオ・アダム、ペーター・シュライアー、等など非常に豪華な人たちが揃っています。このようなワーグナーの録音の存在、喜ばずにはいられません。 |
Red Seal 2003年発売 CD14枚組 →TOWER AMAZON |
RCA Red Seal CD14枚組 →AMAZON |
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25 | 1984〜1987 | 朝比奈隆 新日本フィルハーモニー交響楽団 * 日本人による初のRING全曲録音。 定期演奏会のライヴ録音で、演奏会形式による公演を4年間4回にわたり、1回に一作ずつ収録されたもの。 演奏内容の評判はいまいち? * <HMVさん解説より→HMV> この演奏はフォンテックがライヴ収録し、1988年のリテイクを経て、同年山野楽器創立100周年の記念CDとして同社より発売されました。そして朝比奈生誕100年を記念して、フォンテックからリマスタリング盤の再登場です。 朝比奈は生前<『指環』は生涯の思い出です>と語っていました。しかし、巨匠の追憶のみならず、日本人演奏家による初の「指環ツィクルス」であり、しかも『神々の黄昏』は、演奏会形式ながら日本初演だったのです。 それから20年。ベルリン・ドイツ・オペラ、新国立劇場による<トーキョー・リング>、ベルリン国立歌劇場、飯守/シティ・フィルによるセミ・ステージ公演が続き、日本の聴衆にとって『指環』をとりまく環境は変化してきました。 この現在の視点で朝比奈の『指環』をもう一度聴いてみる・・・書かれたすべての音符を忠実に演奏し、ひたすら音楽の力を信じるという朝比奈の流儀は、『指環』という栄華盛衰から崩壊への物語を大河小説の如き雄渾な筆致で描き、『音』のみによるワーグナーの存在意義を明らかにします。 |
山野楽器 YMCD5001/15 日本 1988年発売 |
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26 | 1987〜1990 | ジェームズ・レヴァイン メトロポリタン歌劇場管弦楽団 * <HMVさん解説より→HMV> 1987〜89年デジタル録音。現代最高レヴェルの歌手陣を揃え、近接した時期にスタジオ録音したバランスの良い全曲盤。歌手ばかりでなくオーケストラの音も非常に立派で迫力があり、独特の手ごたえある恰幅の良さは、この壮大な作品にはふさわしいものと言えるでしょう。録音も優秀。 ジェシー・ノーマン、キャスリーン・バトル、ゲイリー・レイクス、ライナー・ゴルトベルク、ジェイムズ・モリス、ベルント・ヴァイクル、クルト・モル、ほかの豪華キャスト。 |
Deutsche Grammophon 1994年発売 CD14枚組 →AMAZON、TOWER |
Deutsche Grammophon 2002年発売 CD14枚組 →HMV、TOWER AMAZON |
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27 | 1988〜1991 | ベルナルト・ハイティンク バイエルン放送交響楽団 * <HMVさん解説より→HMV> 豪華な歌手陣とバイエルン放送響によるサウンド的に申し分のない『リング』として有名なハイティンクの名盤です。 ワーグナーにふさわしい重厚な音響と、各パートが明確に響き合うハイティンクのバランス・コントロールの確かさは第1級で、歌手たちも無理なくそれぞれのベストフォームを聴かせているのが印象的です。風格あるジェイムズ・モリスのヴォータン、大迫力のエヴァ・マルトンのブリュンヒルデなど、なかなか高水準な仕上がりとなっており、作品を細部まで味わい尽くすには最適な丁寧な仕上げも魅力十分です。 |
EMI 2008年発売 CD14枚組 →HMV、TOWER AMAZON |
EMI CD14枚組 →AMAZON |
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28 | 1989 | ヴォルフガング・サヴァリッシュ バイエルン国立歌劇場管弦楽団 * <タワーレコードさん解説より→TOWER> 全4夜、約15時間に渡って演奏されるワーグナーの超大作「ニーベルングの指輪」。ルネ・コロやベーレンス等の豪華なキャスト、サヴァリッシュ指揮のバイエルンという素晴らしい演奏で、14枚組なのにこの値段!こんなに嬉しいことはありません |
EMI 1998年 CD14枚組 →HMV、TOWER AMAZON |
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29 | 1991〜1992 | ダニエル・バレンボイム バイロイト祝祭管弦楽団 * <HMVさん解説より→HMV> 「ワルキューレの騎行」や「ジークフリートの葬送行進曲」「冬の嵐は過ぎ去り」「ヴォータンの告別(Der Augen〜)」「太陽よ、ごきげんよう」など、『リング』の見どころ59分を収録したDVDがボーナスとして付属する新パッケージ仕様です。演奏はCDと同じもので、演出はハリー・クプファーが担当。カラー&PCMステレオでの収録です。なお、ドイツ語・英語・フランス語のリブレットや写真などを掲載した4分冊のブックレット(計908ページ)が収められており、ディスクはそれぞれ紙ジャケットに収納されています。 |
Teldec 1995年発売 CD14枚組 →TOWER AMAZON |
Warner Classics 2005年発売 CD14枚組 *DVD付 →HMV、TOWER AMAZON |
ワーナーミュージックジャパン 2007年発売 CD9枚組 *DVD付 →HMV、AMAZON |
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30 | 1993〜1995 | ギュンター・ノイホルト バーデン州立歌劇場管弦楽団 * <HMVさん解説より→HMV> 全14枚組、上演時間に16時間を要する超大作、ワーグナーの<ニーベルングの指環≫全曲盤が激安価格で登場!音源は1993〜1995年、カールスルーエ・バーデン州立歌劇場の上演をライヴ収録したデジタル録音で、Bella Musicaレーベルのライセンス盤です。 カールスルーエ市はドイツの南西部、ライン川の東に位置する人口約26万の中規模都市ではありますが、この都市が持つオペラ・ハウスは1851年開場という歴史を持ち、音楽監督にヘルマン・レヴィやフェリックス・モットル、ヨーゼフ・クリップス、ヨーゼフ・カイルベルトを擁していた由緒正しい劇場です。 演奏は当時の音楽監督ギュンター・ノイホルトの指揮。いわゆるスター主義と一線を画する、ドイツ・オペラの日常公演と伝統に根ざした等身大のスタイルを聴かせてくれます。歌手陣にはオルトルン・ヴェンケルやボード・ブリンクマンといった国際級の歌手のほか、ドイツの地方劇場でヘルデン・テナーとして活躍中のヴォルフガング・ノイマンなど、ドイツ国内では著名な地元歌手の水準を確認できる楽しみもあります。 |
This Is Music CD14枚組 →AMAZON、TOWER |
Bella Musica CD14枚組 →AMAZON |
BRILLIANT CLASSICS 2002年発売 CD14枚組 →HMV、TOWER AMAZON |
Documents 2006年発売 CD14枚組 *最も廉価な RING全曲盤。 →HMV、AMAZON |
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31 | 1998〜2001 | グスタフ・クーン ナポリ・サン・カルロ歌劇場管弦楽団 チロル音楽祭管弦楽団 * 毎回好評の1997年からイールで毎年行われているチロル音楽祭でのライブ。毎年1巻づつの録音を実施したもの。 |
Arte Nova 2002年 CD13枚組 →HMV、TOWER AMAZON |
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32 | 2008 | クリスティアン・ティーレマン指揮 バイロイト音楽祭2008年ライヴ収録 * <HMVさん解説より→HMV> オーパス・アルテ バイロイト音楽祭プロジェクトVol.1 バイロイト音楽祭と長期契約締結−新時代のバイロイトがついにベールを脱ぐ! 『リング』に新たな名盤が誕生 * 2008年に収録されたティーレマン指揮に『リング』2006年にタンクレート・ドルストによって新演出された『リング』では、初年度からティーレマンが指揮を担当した。ドルストの演出については賛否が分かれたものの、音楽の面に関しては初年度から非常に高い評価を確立した。とりわけ卓越していたのがオーケストラ。往年のドイツ系巨匠の音楽が持つ重量感、響きの質感、そして、現代の上演にふさわしい卓越したアンサンブルはこの指揮者以外、現在実現しえないものだろう。初年度の常として歌手陣についてはやや不満の残る人もいたものの、ヴォータン役のドーメンに代表されるように年を追うごとに充実し、2008年の時点でほぼ完熟に近い出来に到達した。 録音を聴いて驚いたのがバイロイト祝祭劇場特有の音響が忠実に収められているところ。オーケストラが大音量で鳴り響くところでも、歌手の声がマスクされない特殊構造の劇場の音響特性が見事にとらえられている。新たな『リング』の名盤の誕生を大いに歓迎したい。 |
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2011 | クリスティアン・ティーレマン指揮 ウィーン国立歌劇場 * 録音レベルが非常に低く、2011年録音としては技術的な疑問が残る。ただボリュームを上げれば、楽しめるレベル。 * <タワーレコードさん解説より> 2011年ウィーン国立歌劇場最大の話題公演、ティーレマン指揮による「指環」全曲が、CDで発売です。ウィーン・フィルの「指環」としてはショルティ以来のもの。バイロイトに欠かせないティーレマンの指揮。アルベルト・ドーメン、ヤニナ・ベヒレ、アンナ・ラーション、ステファン・グールド、リンダ・ワトソンなどの現在ワーグナーには欠かせない豪華な配役など、これ以上ない豪華な組み合わせによる話題の「指環」です。ティーレマンの「指環」は、2008年バイロイト音楽祭のライヴ盤がありこちらも非常に高い評価を得ています。このウィーン国立歌劇場でのライヴは2011年11月の1ヶ月で全曲を公演するとういう集中的なプロジェクトで、バイロイトとは違った緊張感あるワーグナーの芸術を感じることができましょう。それぞれのオペラ公演のダイジェスト映像が収録されたボーナスDVD2枚も見逃せません。 |
Deutsche Grammophon 2013年発売 CD14枚+DVD2枚組 |
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